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リベラルやマイノリティが批判ツイデモなんかよりもやるべき事

 2023.1.18追記
 ツイデモに関してはイーロンマスク氏がTwitterを買収してからあまり見かけなくなりました。
 一説にはTwitter社内にトレンドなどを弄っている社員がいたいう噂もありますが、あながち間違いではないかもしれません。

 買収以前は毎日のようにTwitterの政治系デモを見かけていました。
 例を挙げると

 #種苗法改正に抗議します
 #種苗法改正案を廃案に
 #黒川検事長の懲戒免職を求めます
 #検察庁法改正案に抗議します
 #検察庁法改正法案を廃案に
 #検察に安倍元首相に対する捜査を求めます
 #スーパーシティ法案に抗議します
 #憲法53条違反だぞ安倍晋三
 #安倍はやめろ
 #安倍内閣の退陣を求めます
 #安倍晋三の逮捕を求めます
 #アベ一味はチンピラ
 #スガ内閣の退陣を求めます
 #日本学術会議への人事介入に抗議する
 #日本のコロナは自民党の人災
 #自民党は全員落とす
 #自民党に〇される
 #国民投票法改正法案に抗議します
 #もううんざりだよ自民党
 #ツイッタージャパンにコンプラはあるのか
 #コロナより危険な自民党
 #草津温泉には行かない

 ざっとこんな感じです。
 建設的な意見は無く、批判や誹謗中傷ばかりで吐き気がしますね。
 ここでは左翼系のタグを多く集めましたが、フェミニストも大体似たような事をしています。

 正直、こんな事は殆ど意味がありません。
 種苗法も1度は取り下げられましたが結局改正されました。

 この状況を見ていると、Twitter上でタグをトレンド入りさせて自己の存在をアピールする事が目的となっていて、ツイデモ自体はその手段に過ぎないようです。

 しかしこんな事は嫌がらせ程度の効果しかなく、意味が無いと断言できます。
 理由を説明しましょう。

声のデカさ=民意ではない

 これについては日経新聞が8月にTwitterを解析した記事を公開しています。

ネット民意 動かすのは誰
2020年8月4日公開|政府の新型コロナウイルス対応への批判や検察庁法改正案を巡る反発など、ネット上の投稿が民意となって社会への影響を強めている。ネットの民意はどのように生まれ、誰が動かしているのか。ツイッター上の投稿状況を分析した。

 こちらの日経の記事は現在有料会員のみ閲覧可能なので一部抜粋します。
 (読むのが面倒な人は引用を飛ばして下の画像のみご覧ください)

ネット民意 動かすのは誰

5大コミュニティーとは

リツイート規模1位は「リベラル・左派」
最もリツイート数が多かったのは、原発反対や護憲など「リベラル」や「左派」といわれる政治的な話題を好むコミュニティーだった。夫婦別姓や弱者保護にも関心が高いことが、頻出ワードからみてとれる。東京都知事選の候補者の名前もあった。

リツイート規模2位は「保守・右派」
次に多いのは、憲法改正や集団的自衛権に肯定的な「保守」や「右派」といわれる政治的な立場の発言が多いコミュニティーだ。外国人の排斥などに関する過激な主張をする「ネトウヨ」と呼ばれる層も、この一部に含まれる。

3位は医師や学者など「専門家」
3つ目は、医師や弁護士、学者など「専門家」や、各分野の専門的な話題を好む人々のコミュニティー。特に新型コロナウイルスの流行以降、急速にリツイート数を伸ばして注目が高まった。

4位「メディア・ブロガー」
5位「サブカルチャー」
4つ目は、メディア関係者やブロガー、読者らの「メディア・ブロガー」コミュニティー。5つ目は、映画や音楽などの話題に関心が高い「サブカルチャー」コミュニティーだ。

声の大きさ≠影響力

リツイート数でコミュニティーを比較
リツイート数のトップは「リベラル・左派」で109万、「保守・右派」が26万、「専門家」が17万と続く。

アカウント数でみると一変
各コミュニティーを構成するアカウント(投稿者)数を割り出すと、「メディア・ブロガー」が32万で最も多く、2番目は「専門家」。「リベラル・左派」は11万で、5つの「コミュニティー」で最も少なかった

日本経済新聞 ネット民意 動かすのは誰

 図を見るとわかりやすいのですが、リベラルと呼ばれる左翼系の人はアカウント数が少ないわりにRT数だけやたらと多く、スパムのような存在です。

 人数が少ないので選挙や多数決で自分達の意思を通す事が出来ない為、Twitterで喚き散らして意見を通そうとします。
 私も毎回軽く目を通していますが同じ人ばかりですぐに見飽きます。
 声がデカいだけの少人数の意見は決して民意ではありません。

 また、Twitterで「〇〇のタグがトレンドから消された!政府の陰謀だ!」「Twitterはアベに忖度している!」などと主張し、政府の圧政に抵抗するレジスタンス気取りの方が多くいらっしゃいますが違います。
 少人数で大量のタグをツイートしてるのでスパム扱いされて消されているだけです。

ネガキャンのやりすぎ

 事あるごとに何かしらのネガティブキャンペーンを行っているので皆さんもう飽きています。
 ネット右翼(ネトウヨ)や一般人が「またなんかやってんなぁ…」と呆れて見ている事に気付いていません。

 また、タグを見て頂ければわかるように粗野で過激な発言が非常に多く、たまたま目に入った普通の人なら「やべぇ奴いる…近付いたら危ないな…」と思われます。

Twitterに大した影響力はない

 Twitterのアクティブユーザーは日本で4500万と言われているそうですが、3人に1人もTwitterやってません。

 裏垢、趣味垢、クソリプ垢など一人で複数のアカウントを運用しているユーザーが多い事や、企業垢やイベント垢、動物垢など人間以外のアカウントも数多く存在するため多く見積もっても半分の2000万人強程度でしょう。

 基本的には自分がフォローしているユーザーの属性に関する情報しか入ってこないので、特定の界隈で多少盛り上がってもそれ以外の界隈に届く事は殆どありません。
 テレビで取り上げられた店舗とTwitterでバズった店舗、どちらが混雑しているかなんて明白です。

 立憲民主党や共産党などが好例ですが、Twitterでどんなに頑張ったところで世論には殆ど影響を与えておらず、支持率は上がりませんよね?むしろどんどん下がっています。

 Twitter上の活動が現実に影響を及ぼすような人は、河野大臣や前澤さんのように現実でも影響力が大きい人が殆どです。

 つまり現実で無名な殆どのTwitter活動家は人生を無駄に浪費しています

では何をすればいいのか?

 良くも悪くも世界を握っているのは多数派です。
 どうあがいてもマイノリティはマジョリティに勝つ事は不可能です。

 ではどうすれば勝つ事が出来るのか?

 答えは簡単、自分達がマジョリティになる事です。
 穏便かつ理性的に話しかけ、自分達のメリットや境遇を理解させ、相手を納得させられる論を展開し、少しずつ味方を増やしていきます。

 気の遠くなるような話ですが、これ以外では暴力に頼らなければ相手の上に立つ事は出来ません。
 仮にミャンマーのように暴力革命を成し遂げた所で、民衆が受け入れるかどうかは全くの別問題。下手をすれば吊るされます。

 安易な暴力に頼って相手を屈服させようとしたフェミニストという集団がいますが、暴力も中途半端で上記の事を何一つやってきていない為、皆から毛虫のように嫌われたので最近はソーシャルアクティビストと名乗っているようです。

まとめ

 2年程度界隈を観察してきましたが、毎回「特定の有名人とそのフォロワーが軸となりタグをトレンド入りさせて満足するというオ〇ニー」を政治に興味のない一般ユーザーにまで見せつけています。
 建設的なタグならまだしも、殆どが誹謗中傷のようなタグばかりなので見ていて不快です。

 色々と書きましたがこの記事で何が言いたかったかと言うと、何かあるたびに粗野で下品なタグをトレンド入りさせる醜悪な自家発電では、サーバーの電力を補うどころか浪費するだけです。電気の無駄遣いは温暖化に直結するらしいのでグレタ氏に怒られてしまいますよ。

 人類や地球に何一つ良い事がないのですぐに止めた方が良いでしょう。
 余った時間で少しずつ啓蒙活動を続け、いずれマジョリティになれる事を祈っています。

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