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証券会社や投資信託を選ぶポイント

証券会社を選ぶポイント

口座管理費・各種手数料が安い所を選ぶ(最重要)

 実店舗がある銀行や証券会社は、何もしなくても店舗の維持費や人件費が多くかかるため、手数料が高めに設定されているので避けた方が良いです。
ネット証券会社やネット銀行なら、殆どが横並びで手数料¥0円なのでオススメです。

 ネット証券はサポートとか無さそうでなんか不安だ!という方は是非こちらの記事を読んでみてください。
 銀行や実店舗の証券会社を、信用し過ぎてはならない事が分かって貰えると思います。

投資の神様バフェットが「投信を買ってはいけない」と忠告する理由(大原 浩) @moneygendai
「投資の神様」ウォーレン・バフェットの教えの中に「投資信託・ファンドは買ってはいけない」というものがある。アクティブ・ファンドは大抵の場合インデックスを下回る成績しか出せないからだ。投資の世界の虚飾を見抜くバフェットの投資術の一端を紹介する...

大手を選ぶ

仮に証券会社が潰れても、投資信託の場合は信託銀行という所に資産が保管されているので問題ありませんが、手続きが面倒だと思います。

投資信託は基本的に長期運用をしていく場合が多いので、20年後に潰れていなさそうな大手を選んでおけば、面倒がない可能性が高まります。

ネット証券のシェア
1位:SBI証券(40%)
2位:楽天証券(20%)
3位:松井証券(10%) ここから下はほぼ誤差
4位:GMOクリック証券(10%)

 私はつみたてNISA口座をSBI証券に作っていますが、楽天証券やGMOクリック証券にも口座を持っています。

 少なくとも、この3社にはサービスの差は殆ど無く「どれでも大丈夫」というのが、私の意見です。

取り扱っている投資信託の内容で選ぶ

 「自分はこの分野に投資してみたい」という考えがある方は、各証券会社が取り扱っている投資信託をチェックし、取り扱っている所で口座を作った方が良いと思います。

 iDeCoの場合は、「各証券会社の取り扱えるiDeCo用投資信託は35種類まで」という制限が出来てしまったので、会社ごとに特色があります。

 証券会社オリジナルの投資信託も扱っているので、これからは内容を見てから証券会社を決めるようになっていくと思います。

還元ポイントで選ぶ

 楽天証券には、積み立てている投資信託の残高に応じて楽天ポイントが貰えるサービスや、楽天ポイントで投資信託が買えるサービスが有るので、楽天カードを使用している人はそれで選んでも良いと思います。(iDeCoの積み立てでは溜まりません)

投資信託を選ぶポイント

信託報酬が安い物を選ぶ(最重要)

 アクティブファンドは信託報酬が高くなりがちなので、控えた方が無難です。
 運用成績を長期で見た時に、アクティブファンド(以下AF)とインデックスファンド(以下IF)の運用成績に大差は有りません。

 同じ株というジャンルに投資する、同時期に作られたAFとIFがあるとします。
3年後にAFが上回っている確率は半数以下で、年数が伸びるほど確率が下がっていきます。

「アクティブファンドがインデックスに勝てない」根拠とは? | 東証マネ部!
アクティブファンドはインデックスに勝てない? 最近、パフォー...

 運用成績はどちらも余り変わらないので、信託報酬が安いIFをオススメします。
 しかしIFでも信託報酬が高めのファンドも多く、年0.5%を超えたら控えた方が無難です。1%を超える商品には買う価値はありません。

よくわからなかったらバランス型もアリ!

 投資信託には「ifree8」などの、1つの商品で複数の投資対象に分散投資している物もあります。
 自分で購入する比率を考えるのが面倒な人は、これだけで良いと思います。
(ifree8の場合は、国内&先進国&新興国の株と債券で6種、国内と先進国の不動産の2種で、計8種類に分散して投資しています)

出来れば…

 これは私からの個人的なお願いですが言わせてください。

 iDeCoやNISAは個人の資産形成のための制度ではありますが、預貯金を市場に回して経済を活性化させる目的も含まれています。

 海外へ投資する方がリスクやリターンが大きく魅力的ではありますが、日本にも投資をして貰えると日本の経済の為になりますので、少しだけでもお願い致します。

 また、日本ではまだ浸透していませんが、ESG投資(ファンド)というものがあります。

 これは「持続可能な社会を実現するために取り組んでいる企業だけに投資をする」ファンドで、資産形成のついでに地球に貢献する事ができます。

 こちらも少しで良いのでお願い致します。

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