ここはiDeCo編でわからない単語が出てきた時に見て頂く用語集です。
お金の基礎知識
資本
貨幣、不動産、情報、特許、著作権、印税、宝石、貴金属などの通貨に替えられる有形無形のあらゆるもの
資本収益率
上記の資本から1年間に得られる利益。
大体3~5%と言われていて、不労所得となる事がほとんど。
元本
元金ともいう。銀行の預金や不動産の購入費用、iDeCoに回すお金などの運用するために使用するお金の事。
単利
利息が元本に組み込まれない利率の計算方式。
単利で年10%なら100万が1年後に110万、2年後に120万となる。
複利
利息が元本に組み込まれる利率の計算方式。
複利で年10%なら100万が1年後に110万、2年後に121万となる。
72の法則
複利で計算した時に、72を利率で割ると元本が2倍になる大体の年数を求める事が出来る公式。
上記の年利10%の場合7.2年で2倍になる。(小数点以下略)
100→110→121→133→146→161→177→194→199(3か月)
株の基礎知識
東京証券取引所
略称は東証。日本の株を扱う元締めで、会社の規模に応じて1部、2部、マザーズ、JASDAQの4種類がある。
日経平均株価
日経や日経225とも。東証1部の225種類の株価の平均。
225社に投資した事になるので、良くも悪くも動きが安定する。
東証株価指数
TOPIXともいう。東証1部全体の株価を評価した指数。
細部説明すると難しくなるので省略しますが、TOPIXに投資すると2000以上の会社に投資した事になるので、日経よりも更に値動きが安定する。
ダウ工業株30種平均
日本で「ダウ平均」「ニューヨークダウ」などと言われているのはこれ。
Apple、Disney、Intel、McDonald’s、Microsoft、NIKEなど、超有名企業が多い。
投資信託の基礎知識
ファンド
投資家からお金を集めて下記のような物に投資をし、利益を出す事を目的とする組織。
リスク 小 → 大
投資対象:債券、不動産、株
投資国 :国内、先進国、新興国
現物資産:金、貴金属、石油など
通常は国内株式や新興国不動産など1つのテーマに絞られているが、複合型もある。
投資信託
上記ファンドが投資者からお金を集めるための商品で、iDeCoではこれを買う。
運用成績によって値段が変動するので株のようなもの。
日本には6000以上の投資信託があるが、5900以上はゴミ商品なので注意が必要。iDeCoで購入できるものは金融庁の基準を満たした物なので、比較的良心的な物が多いので安心して下さい。
信託報酬
ファンドが「集めたお金から、年間何%を報酬として差し引く」と定めている割合。ファンドに徴収されるお金なので低ければ低いほど良い。
信託報酬が1%を超えている投資信託はボッタクリなので買う価値が無い。
アクティブファンド
ファンドマネージャーが投資先を選んで運用するタイプのファンド。
人件費が多くかかりやすいので、信託報酬が高めに設定されている。
インデックスファンド
AIが買い時や売り時を判断して機械的に運用するファンド。
運営に人が余り絡まないので、信託報酬が安めに設定されている。
iDeCoの投資先(投資信託)の種類
定期預金
日本人の大好きな貯金。減らない代わりに増えません。
税金の還付は受けられますが、手数料分が確実にマイナスになっていくので推奨しません。
債権
一般的には国債の事を指します。
国家が発行している借用書の事で、富裕国ほど価格が安定していて金利が低く、新興国や貧困国ほど価格が不安定で利率が高い。
株式
会社が投資を受ける際に発行する物。
iDeCoの商品の中では値段の振れ幅が大きい方です。
国内、先進国、新興国の3種類があり、おおまかにこの順番にリスクとリターンが大きくなります。
不動産
マンション、アパート、土地など。
人口が増える場所は値上がりし、人口が減ると値下がる傾向が強い。
流動性が低い、物価の影響を強く受ける、金融危機に強い等の特徴がある。
現物資産
金、プラチナ、石油などの実際に存在する資産で、厳密には不動産もこれの一部。
投資先によって特徴が変わるものの、概ね金融危機には強い。