防衛大学校の待遇&生活とは

防衛大学校校章 自衛隊

外出・外泊

 外出は出来ますが基本的に8時~22時程度までの日帰りで、部屋の整理整頓や制服のアイロンがけ、靴磨き等を済ませておかなければいけません。

 主な外出先は近場の横須賀中央や横浜が多いので出先で先輩や教官などに遭遇する事がしばしばあります。(私服でも雰囲気でわかります)

 また、1年生の間は私服外出は認められません。
 当然女の子のいるお店や居酒屋等は制服で即バレする上に、学校に通報まであり得るので行けない事になります。

 回避するために出先で着替えたりしてるのがバレたらシメられた上に外出禁止になるので絶対にやめましょう。

 外泊については1年生は不可、2年生は年11回、3年生は年16回、4年生は年21回と順次年間の外泊可能数が増えていきますが、成績や生活態度が良くないと許可が出ませんし、部活動、部屋や廊下の清掃、制服や迷彩服のアイロンがけ等が忙しく外泊回数を使い切る事は稀でしょう。

まとめ

 細かい事を色々と書きましたがざっくり
起床→点呼→朝食→清掃→朝礼→授業→昼食→授業→訓練→部活→夕食→自習→点呼→清掃→就寝
 といった生活を4年間続けます。

 「経済的に厳しいけど、給付型の奨学金が貰えるほど頭も良くない…でも、どうしても大卒資格が欲しい」という人や「将来幕僚長になって自衛隊を背負って立とう!」というアツい理由でもない限り絶対におススメしません

 特に「大卒資格が欲しい」という理由で入学する方ですが、在学中の就職活動は禁止されているため、3月に卒業してから就職活動する事を強いられます。どうしても空白期間が出来るのは避けられないと思ってください。

 また、任官辞退(卒業後即退職する事)は非常に強い引き留めをされます。上記の空白期間の事もあり相当の覚悟がないと、なし崩し的に残留する事になるでしょう。

 防大は確かに出世コースではありますが、一般幹部候補生という大卒からの採用区分で自衛隊に入っても陸将(幕僚長を除き1番上の階級)になれます。

 また、少し前にあった上級生が下級生の陰毛を燃やすいじめや、性風俗店の強制など昭和の自衛隊の悪しき伝統をそのまま受け継いでいるような学校です。

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 青春を捨ててまで入学する程の価値は余り無いと言えるでしょう。

1番伝えたかった事

 主に金銭的なメリットがあるけど防大に行くよりは、普通の大学に行って
彼氏or彼女作ってキャッキャウフフした方が絶対に良いよ!という事を皆さんに伝えたかったのです。

 外出や様々な趣味も制限され、19~22歳という人生の1番楽しい期間をドブに捨てるようなものです。失われた青春は2度と戻りません。

 防大に入ってしまったら殆どの人はそのまま自衛隊に就職し定年まで働く事になります。

 自衛隊は基本的に忙しいですし、変則的に特別勤務や訓練もあります。

 定年後に再就職をしなかったとしても、次に自分の時間がたくさん取れるようになるのは50代後半です。

 大学生なら許された無茶や失敗、挑戦は流石に出来ない年齢です。

 防大に入るのであれば世間一般の大学生の楽しみを捨て、一生を自衛隊に捧げる覚悟を決めて入学してください。

防衛大学校公式HPリンク

内容は重複する部分が多いですがソースを載せておきます。
防衛大学校公式HP
受験生のための防大相談室

防衛大学校規則PDF

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