今回は基本的に良い所のない自衛隊を、最大限活用する方法について紹介します。
結論から言います。
①自衛官候補生として入隊し、任満金は退職時にまとめて貰う。
②在職中にできるだけ中型免許を取っておく
③ライフプランの許す範囲で在職期間を2~3任期にする。
これが今の日本で平凡な人が、無茶したり危ない橋を渡らず、500~1000万くらいのまとまった資金を入手する唯一に近い手段だと言えるので、順を追って説明します。
自衛官候補生として入隊し、任満金は退職時にまとめて貰う。
自衛官候補生として入隊するのは、任期満了金(特例の退職手当)を貰うためです。
一般曹候補生として入隊すると、同じ階級でも任満金がありません。
この任満金という制度は通常の退職金よりも期間あたりの金額が非常に高額で、3任期分の任満金は17年勤務してから依願退職した時の退職金とほぼ同等です。
通常は入隊から2年ごとに支給される任満金ですが、まとめて受給する事も可能で、具体的にはこのくらい差が出ます。
なぜ差額が出るのかというと勤務期間×任満金支給時の給料の額で金額が計算されるので、給料が安い1任期満了時に貰うと損します。
給料が上がるまで待ってから貰うと全勤務期間を1番高い給料で計算してくれるため、このような差額が出ます。
細かい計算式などが気になる方は、凄く分かり易く解説しているブログが有ったのでこちらをご覧下さい。
4任期目の任満金は、基礎となる金額が60万程度まで落ちるので、長くても自衛隊にいるのは3任期までが得策です。
自衛官候補生は高卒から入れますが、コロナで不景気突入のご時世、高卒の就職先にここまでの条件の就職先は中々ありません。
①3人部屋とはいえ無償で部屋を提供
②自衛隊で支給する食事を食べれば食費無料
③水道代無料(電気代も私物の家電保有状況で月¥0~¥2,000円程度)
④手取り約12万(支給額18万)+ボーナス年間約4ヶ月分
⑤契約更新祝い金あり(2年毎)
⑥制服支給
手取り金額は確かに少ないですが、現物支給されている物を含めれば月収30万に匹敵します。
我慢をすれば1年で100万貯める事は余裕なので2任期なら600万、3任期なら1000万もの現金を手に入れて転職する事が出来ます。
③できるだけ中型免許を取っておく
自腹で取得すると約50万くらいかかってしまいますので、出来れば取得しておきたいところです。
どこでどんな事が役に立つかわからないので、無いよりは有った方が良いですし、次の就職や起業に役立つかもしれません。
④ライフプランの許す範囲で2~3任期勤める
可能なら3任期勤めた方が良いですが「〇〇歳までにこれをやりたい!」というプランを逆算して間に合わない場合は2任期でも十分だと思います。
高卒入隊なら22~24歳で600~1000万もの資金を入手出来ている事になりますが、それだけの資金があれば大抵の事業なら興せる金額です。
しかしここで「今まで我慢していたから…」と使ってしまっては、あっという間に無くなっておしまいです。
まとめ
自衛隊の勧誘記事みたいになってしまいましたが広報担当者のステマとかでは無いのでご安心ください。
お金は基本的に多くて困る物ではありませんし、やりたい事が出来た時に沢山あると強力にサポートしてくれます。
自衛隊に入ってみて肌に合いそうなら、試験を受け定年まで勤めても良いでしょう。
どうしてもやりたい事がある!けどそのためのお金が無い!という方がいらっしゃいましたら是非、自衛隊を活用して夢を叶えるためのまとまった資金を調達してみてはいかがでしょうか?
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