LGBT法案の問題点と真の多様性

時事ネタ

 Twitterでこんなものを見かけたので、この記事を書く事にしました。

 この当事者のツバサさんという方が過去に経験した事には同情します。
 「そんななりをして親に申し訳ないと思わないのか」「親御さんは子どもにまともに育ってほしいと思っているはずなのに」などと人格を否定するような事は絶対に容認してはいけません

 しかし、「マイノリティだから採用しない」という事と「一般人より扱いにくい人材もしくは扱うコストがかかる人材一般人を比較し、一般人を優先的に採用する」という事は全くの別物です。

 LGBTQ界隈や在日界隈、フェミニスト界隈がよく言う「多様性を認める社会」とはマイノリティに優しい社会ではなく、マイノリティを貶めも持ち上げもせず一般人と同様に扱う社会です。

 よってLGBT法案を制定する事は、それぞれの性的少数者の差別に繋がります。

差別さべつ)とは、特定の集団や属性に属する個人に対して、その属性を理由にして特別な扱いをする行為である。それが優遇冷遇かは立場によって異なるが、通常は冷遇、つまり正当な理由なく不利益を生じさせる行為に注目する。国際連合は、「差別には複数の形態が存在するが、その全ては何らかの除外行為や拒否行為である。」としている。

Wikipedia

LGBT法が施行されたら

 前提として「その人が本当にトランスジェンダーなら気にしない」という女性が私の周りにはかなりいるので、これを仮に世間の一般的な意見として扱います。

 「LGBT法」が出来て、男性の肉体を持つ人が女性専用車や浴場や更衣室に普通に入って来るようになったとします。女性専用車両はまだしも、浴場や更衣室なら騒ぎになるでしょう。
 見ただけではその人が本当にトランスジェンダーなのか、トランスジェンダーを装った変態なのかは判別できませんからね。

 欧米のように騒ぎにする事すら禁止にするか、トランスジェンダーの人に許可証のようなものを付与する事でしか対策は出来ないと思われます。

 欧米のマネは論外なので除外します。
 診断を受けた人だけが貰えるマークか何かを作ったとしても、当事者は事あるごとにその証明のためにマークをアピールする必要が出ますし、偽造が容易な物ならあまり意味はありません。

 しかし、この制度の導入によってマークを肌身離さず着用するなど少々面倒はありますが、マークの着用により陰茎や睾丸を持ちつつ女性用施設を利用できる特権が生まれます。

 男女逆の場合は上記の問題に加えて、女性の肉体を持っているので痴漢や盗撮のリスクが特に高く、こちらはこちらで更に何かしらの対応が必要となる可能性が高いと思われます。

 これらの処置は「私はトランスジェンダーだから大目に見てね」というトランスジェンダーを利用した差別平等ではなく優遇に他なりません。

 仮に法律で肉体性別と異なる施設を使用出来るように整えた所で、一緒に使用する側の感情まではコントロール出来ません。「嫌だ」「もう利用できない」と思う人は必ず出てきて不満が溜まり、一般人と性的少数者の間で溝が生まれます。

 結果、表面上は法で禁止されている差別が水面下に潜り、更に悪化する事が予想されます。
 基本的に法律は、少し理屈をこねれば触れないような抜け道を残して作らざるを得ないので、水面下での差別まで取り締まれるような法の制定は不可能です。

トランスジェンダーが雇用されにくい理由と解決法

 話を今回の件に戻します。

 男性の肉体を持つトランスジェンダーの場合、先程書いたように女性用の更衣室を使用させると他の女性の心理的負担となります。「精神は女性でも肉体が男性の人に肌を晒すのは嫌だ」という女性だっているでしょう。

 同時に使用する事が無いように施設を新設すればコストの増大、時間帯で分けた場合は使用時間の制限で既存の利用者に不利益が出てきます。

 女性の肉体を持つトランスジェンダーが男性用施設を使用する場合も、本来なら必要のない気遣いを周囲にさせたりトラブルの原因になったりするのが目に見えています。
 しかし、こちらのケースは女性肉体保持者が他の男性からそういった目で見られる以外の問題はそれ程多くないと思料します。

 これらのように、一般人を採用すれば不要なコストトラブルの種を背負ってまでトランスジェンダーを採用するかと言われればそれはノーです。

 個別のケースで見ればその欠点を補って余りある優秀な人材は採用されると思いますが、掃いて捨てるほどいる凡百の人であればわざわざトランスジェンダーを採用するメリットが企業側にありません。

 仮にトランスジェンダーを公表して就活するのであれば、トランスジェンダーという部分に関して肉体通りの性別として勤務し企業に余計なコストを掛けさせない努力が必要です。
 冒頭でも言いましたがトランスジェンダーだから採用しない事と、トランスジェンダーを採用する事によって増大するコストを嫌って採用しない事全くの別物です。
 それはトランスジェンダーの迫害ではなく、トランスジェンダーだからといって特別扱いをしないだけの事です

平等に向けて社会がやるべき事

 社会に求められるのは下記の3点のみです。

1:LGBTQだからといって奇異の目で見たりネタとして消費しない
2:気持ち悪いなどの人格否定を公言しない
3:LGBTQだからといって優遇・冷遇などの特別扱いをしない

 精神が女だからといって、陰茎付きの肉体で女性用施設を使わせるなどの無駄なコストをかける必要は一切ありません。何度も言うように例外を認めず特別扱いしない事が差別の撤廃に繋がります。

 逆に、性転換手術をした後はどんなに男性の名残が有ろうとも普通の女性と同等に扱わねばなりません。髭が濃くて声が野太くて体形がゴリマッチョでも、手術済みの人を女性として扱わないのであればそれは差別です。

 しかし、スポーツなどでは男性の肉体を持って生まれた時点で勝負にならないくらい有利となるので、性転換手術をしたとしてもルール作りが必要です。
 トランスジェンダーを女性に混ぜて競わせた場合、間違いなく上位はトランスジェンダーに独占されるでしょう。

LGBTQ側がやらなければならない事

 逆にLGBTQ側に求められる事は以下の3点になります。

1:LGBTQである事を理由に特別扱いを求めない。
2:周囲に余計なコストをかけさせないように配慮する。
3:受け入れられなくても相手の多様性を尊重して諦める。

 上記のように、LGBTQを理由に肉体性別と異なる施設の利用や、制服の規定がある場合に肉体性別と異なる制服の着用などの特別扱いを求めてはいけません。
 それをするなら例外規定をわざわざ作るコストをかけるだけの価値がある事を示さなくてはなりません。

 また、LGBTQを打ち明けた相手に受け入れられなくとも許容しなければなりません。
 迫害は許されない行為ですが、内心で「気持ち悪い…」と思って距離をとるのは相手の自由だからです
 これはLGBTQだからではなく、日常生活では老若男女問わず「こいつ気持ち悪いな…」「こいつヤベェ奴だ…」と思った相手とは距離を取っていますよね?

多様性が許される社会なら、LGBTQを気持ち悪いと思う事も多様性の一つとして尊重しなければなりません。
それを無理矢理受け入れろというのは、マイノリティである事を逆手に取った嫌がらせ。LGBTQハラスメントです。

 LGBTQの方々が特別に優遇して欲しいなら現在の活動をそのまま続けて頂ければ良いと思います。
 しかし、LGBT法なるもので無理矢理従わされる一般の男女にはそれなりの不満が溜まり、本当にLGBTQへの差別が無くなる日は遠ざかるでしょう。

最後に(ここだけでも見て)

 私の率直な意見をぶつけさせて頂きます。

 LGBは性的指向なので、ぶっちゃけロリコンやショタコンと同じです
 LGBT法案や同性婚を認めるなら、ロリータ&ショウタロウ法案も制定してロリコンとショタコンに限り13歳未満への性交渉や婚姻を合法にするべきです。LGBもロリショタも同じ性癖なので!

 LGBでなくとも、ガチでヤバい性癖が明るみになって人生終わった人なんて自衛隊にも何人かいます
 アウティングはいけませんが、告白をするとして性癖を露呈する相手は慎重に選べとしか言えません。

 LGBよりも、もっとヤバい性癖拗らせた人間がネット上には沢山いるのに、みんな一般人のフリして社会に溶け込んでいる方がある意味ヤバいと思います。

 また、心に性別など存在しないし、心の性別が有る事を立証する論文も存在しません。
 なんとなく有るとされているだけで、ツチノコみたいなものですね。
 心の性別が万が一あるとすればどんな判断基準で男と女に分けてるのかご教示願いたいです。

 まぁ現状ではあるという事になっていますので、トランスジェンダーは診断された時点で性転換手術を早急に受けるべきです。(日本でも2018年から保険適用)
 心と身体の性が一致しないまま暮らそうとするから歪みが出ます。
 心と身体の性を一致させて暮らしていけば良いだけです。

 「性転換手術をして子供を残せなくなるのは嫌だ」とかそういったワガママを言うのであれば、社会も「お前は余計なコストをかけてまで社会が受け入れる程の人間なのか?」と拒絶するワガママが言えて良いはずです。

 就職せずとも起業して自力で生きていく道もありますし、自分がワガママを言うならそれにかかるコストは社会ではなく自身が支払うべきです。

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