自衛官志望者必見!採用区分と入隊後の待遇を解説します!

自衛隊

自衛隊幹部候補生

 大卒資格が無いと受けられず、試験でも大卒レベルの学力が求められます。
 入隊後約1年で3尉(院卒は2尉)になり、努力次第で(1番上の階級)まで行けるエリートコースです。

 今のところ幕僚長は防大出身者しかいませんが、幕僚長になるには本人の努力だけではなく「」も多分に絡んでくるため、幕僚長にならなくても良いのであれば防大よりこちらをオススメします。

 とはいえ、そこまで辿り着くには数多くの試験を乗り越え、教育入校で良い成績を収め、人柄が良く同期からの信頼も厚くないとなる事は出来ません。

 また自衛隊は縦割りの階級社会ではありますが、何の知識や経験もない新米幹部は多忙な部隊に配属されてしまうと、古参の隊員にいびられるのは日常風景です。

 一握りの運が良い人は大切に育てられる部隊に行けますが、大抵の人は配属直後から古参の部下と上司に色々言われ中間管理職の苦しみを味わいつつ、大量の仕事を任されます。

 仕事は意地悪で押し付けられる物でなく、昨今の自衛隊は幹部不足が深刻で一人当たりの業務がとても多いです。
 「せめてこれくらいはやって欲しいな…」の量が多いだけで、その先輩はさらに多くの仕事を抱えています。

 偉くなれば改善されるのでそれまでの辛抱ですが、多忙な時期に結婚すると朝7時に出勤して帰りは23時という生活も多く、私の知っている範囲では離婚している人も少なくないです。

 自衛隊で偉くなりたい方は、それくらいの覚悟で入って来てください。

自衛隊幹部候補生|自衛官募集ホームページ
陸上、海上、航空自衛官になるための各種募集種目の紹介と受験案内を掲載しています。応募は各都道府県にある自衛隊の総合窓口、地方協力本部にて受け付けています。

まとめ

 他の記事を含め、自衛隊に入ってくる殆どの人が通るルートを紹介しました。

 他にも航空学生や技術陸曹など、待遇が良いコースがありますが、国家資格が必要だったり募集人数が少なかったりと需要がニッチなため、今回は割愛させて頂きました。

 防衛大学校と高等工科学校については、専用記事をご覧下さい。

 他の採用区分について詳しく知りたい方は、リンクを置いておきますので確認してみてください。

 少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

募集種目ナビリンク

募集種目ナビ|自衛官募集ホームページ
陸上、海上、航空自衛官になるための各種募集種目の紹介と受験案内を掲載しています。応募は各都道府県にある自衛隊の総合窓口、地方協力本部にて受け付けています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました